寝起きの悪い朝は…サルサは私の覚醒剤 -Lelolai Vol.2

Lelolai Vol.2

寝起きの悪い朝は…サルサは私の覚醒剤
by Takeshi Yokoi 1983.10.10

個人的なことで恐縮ではありますが、私、とにかく寝起きが悪いのであります。
まぁ、その原因は、睡不足(とは言っても、私は云わゆる短時間睡眠者でありまして、4~5時間も眠れば充分なのでありますが、それでも週に2・3日は睡眠不足になるのであります。)と体質。すなわち献血を断わられるほどの低血圧(昔、とはいっても2年日ど前に、某女子大の大学祭でムリヤリ献血させられて、ヒドイ目にあった事がある。)と胃腸虚弱などが考えられるのであります。

さて、このうちで低血圧は仕方がないとしても、胃腸虚弱については、およそ酒と煙草の飲り過ぎという自虐的生活によるものが大きいのでありますが、最近は酒がワインからラムに、煙草はパートナーからハイライトにかわって(いずれはプエルト・リコ産のシガーにしようかなどとも考えているのであります。)、その自虐的生活には、ますますミガキがかかってきているのであります。
その意味では、私に未来はないのでありますが、サルサを聴き始めてから今頃になって、やっと人生50年という悟りを開き、(サルサを聴きながら、織田信長みたいに謡曲「敦盛」を舞うのも一興なのであります。)デルソルの”Rainbow Love” を口ずさむ今日この頃なのであります。そして私は祈るのであります。 スナック・ウキウキのマスターにも輝く未来を・・・。(ちなみに彼は、酒を選ばず、煙草はロング・ピースなのであります。)

ところで、そんな自虐的な生活とは裏腹に、私、寝起きには随分と気を遣っているのであります。何しろ、寝起きが悪いと、一日中体調が悪いわけで、とりわけ頭脳(半分位はアルコールで溶けてしまっているかも知れない。)は使いものにならないからであります。
それで以前は、朝、目覚めると、ポカリスエットなんか飲んでいたのであります。というのは、いわゆるアルカリイオン飲料にはナトリウムが含まれておりまして、(この含有率は血液中のそれと同じぐらいか、それより大きいほどであるのが常識である。)これが血圧を上昇させる働きをするので、低血圧に効果がある!と信じていたのであります。
ところが、この低血圧改善法 (本人は実際に効果があったと思っているのだが…) 、銀ブチ眼鏡の某医大生が日はく、「アルカリ飲料も、胃の中に入れば即、酸性になって、効果があるとは思えない。 血管注射でもすれば…」と冷たく言い放たれて、あえなく中止されたのであります。

そして現在はといえば、まず寝る前 これが意外に重要なんでありますが、デルソルやバタクンバレなんかにあわせて、コンガで遊ぶのであります。これが結構ストレス解消にもなって、効を奏しておりますが、なにぶん名古屋の住宅街でもあり、殺しあいに発展する可能性も無きにしもあらずなのであります。(鳴呼、お向いさんの田んぼでカエルが鳴いている丹羽君の環境がうらやましい。)

さて、朝になりますと、サルサで目を覚ますのであります。だいたい1時間ぐらいはボケ~としているので、ベッドの中で”バレンティーン”、”カナジョーン”なんか聴きながら意識を回復するのであります。
そして本格的に目が覚めると、コロにあわせて2・3曲も歌えば、もう絶効調!その意味で、サルサは私の覚醒剤なのであります。

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