トロピカル・ミュージックの王者 “ サルサ„をB.G.M.に…
●第1回ドライブ編 by 野口越生 1984.4.1
この原稿を書いている時点で、桜は満開。各地で、花見じゃ花見じゃと浮かれ、世は行楽シーズン。
山へ行こう”などとエディ・パルミエーリのアルバムタイトルが頭をよぎったりして。とにかく山でも海でもドライブに行くとしよう。
車の中で聴くサルサは最高。総じてサルサのリズムのテンポ(ボレーロは別にして)はドライブにぴったし、メレンゲでもかかればグーッとアクセルを踏みこんでしまう。そして1枚のアルバムを通してじゃなくて、いろんなアルバムから編集したテープ、はたまたラジオのエア・チェック・テープ。
要するにヒット曲オンパレードなんていうのが楽しい。ということで、今回はドライブ用BGMに、プエルト・リコのFM局のエア・チェックの紹介です。
手元にあるテープは1982年11月のもので、紙面の都合上、詳しく書くスペースがないので、登場する主なアーティスト名を上げると、
ラフィ・レアビ、ルーベン・ブラデス、ウィリー・コロン、セリア・クルース、ラロ・ロドリゲス、ルビー・アドック、ウィリー・ロサリオ、オスカール・デ・レオーン、ロベルト・ロエーナ、ルイズペリーゴオルティス、ペドロ・アロージョ、コンフント・ラ・ペルラ、ソノーラ・ポンセーニャ、他。
当時のヒット曲がほとんどだが、チョット古いところではセリア・クルースの”キンバラ”も入っている。
曲のスピード感、早口でまくしたてるスペイン語のジョッキー、メレンゲのジングル。サルサ~ラテンポップス系のCMソング。と全体が流れるようなリズムのかたまりで、車をぶっとばす、いやいや、ドライヴの時のBGMには最高。 窓を開け、カーステレオのヴォリュームを上げてド~ゾ。信号待ちの時には、ハンドルをコンガ代わりにたたいたりして。
●テープ・ダビング・サービス
今回とりあげたフェルト・リコのFMエア・チェックテープのダビングいたします。90分テープでお申し込み下さい。あて先はレロライ倶楽部事務局まで。1
- このテープのmp3音源あります^^) ↩︎
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