「サルサとアルコホリクス依存症の相関関係について」
by Takeshi Yokoi 1983.9.9
サルサに狂っている御仁。結構いるんですネ、「サルザ天国」なる著書までしたためてしまったイラストレーターもいたりして。
それに松岡直也氏も最近は随分と有名になりました。彼の曲も「甘さ」「切なさ」をウリとする点では、本場プエルトリコ産にもヒケはとらないんだけど、やはりホンモノにはかなわないようです。
しかし、サルサのスペイン語のボーカルは全然、何を歌ってるのかわからないから誰か歌って踊れる家庭教師はいないものでしょうか。
僕が今までに接したスペイン語といえば
La Dignidad De La Persona, Los Derechos Inviolables Que Le Son Inherentes ,…
なんてお堅いもので、「甘さ」「切なさ」とはおよそ縁がないのです。
それに、どちらかというとストイックなものが好みだから、一般にウケてるものよりは、ちょっと変わったサルサが聴きたい。最近のバタクンベレなんか趣味ですネ。しかし、踊るにはちょっと不向きかもね。
突然ですが、サルサといえばラムです。ライトもいいけど、やっぱりベビーラムがいい。ロンリコは本当に美味だね。後口はいいし、何より宿酔にならない。
ただ、狼になりたい御仁には不向きかもね。下心が膨らむ前に腰が砕けちゃうから。
それはさておき、さとうきび農場主を夢見つつ、アルコホリクス依存症に怖える少年に励ましのお便りとハバナクラブを下さい。
ああ、今宵もサルサが、僕の右手を震わせる。
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