日本のサルサライブイベント

Event Report

日本国内で開催のサルサライブイベントのうち、複数年に亘って開催のものについて情報をまとめてみている。(この項未完。順次追記予定)

Salsa Party at the Loft(1982年~1985年 西武百貨店池袋本店納品所)

Salsa de Dancin’(Crocodileでのサルサライブ)

日本で最古クラスのサルサバンドの一つOrquesta Del Solが本拠地として主にライブを開催していたCrocodileは、元々ロック箱として著名なライブハウスであり、2024年現在においても幅広いジャンルのライブが開催されているが、そのCrocodileで、サルサバンドのライブを開催するときに付けるようになった冠。
1983年頃から使われ始めた模様。Orquesta Del Solだけでなく、Orquesta De La Luz, Chica Boom, Conjunto Espacio, Ronrico 151, 他のサルサバンドが出演するライブのほぼすべてにこの冠が付けられ、ステージ壁面にはおなじみの「SALSA DE DANCIN’」電飾額がかけられる。2024年現在も継続中。

M&Iカンパニー企画の招聘ライブシリーズ(1987年~1990年)

1987年末のWillie Colón来日を皮切りに、Caribbean Carnivalにつながる招聘ライブツアーが開催されている。Rubén Bladesの初来日もこれらの流れであった。

Caribbean Carnival(1990年~1998年)

1990年夏から98年まで、本場のアーティストを招聘しての東名阪を中心としたツアーが組まれた。
確かM&Iカンパニーが企画。スポンサーは当初富士通、その後数社入れ替わった模様。見つかった資料では、サントリー⇒ハーゲンダッツ。
1990年7月29日、日比谷野外音楽堂が初回。

New York Salsa Festival/Japan Salsa Festival

Orquesta De La Luzの企画で1992年から何回か、夏場に開催されたライブイベント。
1992年はANA Presents New York Salsa Festival@日比谷野外音楽堂/大阪城野外音楽堂 出演はJose Alberto “Canario”、Orquesta Del Sol、De La Luz
1993年はJapan Salsa Festival’93@信州博’93グローバルドーム/東京ベイNKホール/大阪淡輪ヨットハーバー 出演はTito Nieves、The New York Band、De La Luz
1994年はJapan Salsa Festival’94@日比谷野外音楽堂/大阪城野外音楽堂/福岡サンパレス 出演は、Los Borrachos、Los Hermanos Moreno、Marc Anthony、De La Luz

サルデコ – Salsa de Dancin’ in Kofu(甲府)(1991年~2015年、2017年)

アマチュア主催イベントにして2024年現在でも、なお最多開催のイベント。

Combinacion Tokyo(Tokio) (1996年~1999年および2003年)

Tokyo Latin Factory(スタート当時。2024年現在のLatin Factory)中心人物のCabezon氏を中心に開催のほぼほぼアマチュア主催イベント。

Cadena Latina Grande(2005年~2024年現在継続中)

神奈川県あたりを中心に主に関東で活動するRisa Gozaが中心となって2005年から開催されてきているアマチュア主催サルサライブおよびダンスイベント。2020年~2022年コロナ禍での休止を挟み2024年も開催継続。2024年が第20回。

Isla de Salsa・Vivela! Salsaツアー(1997年~2024年現在継続中)

ラテン文化センター ティエンポTiempo Iberoamericanoが本場からアーティストを招聘し、福岡能古島にて開催するライブイベントIsla de Salsa。1997年初開催。コロナ禍で2020年、2021年は休止。
また、2002年から福岡以外の各都市をツアーするようになり、やがてVivela!Salsaツアーと呼ぶようになった。

Miya De Salsa(あ”~っ!うっ!つのみやマンボなナイト)

宇都宮を拠点に活動するラテンバンドOrquesta de ごじゃる!主催で毎年秋に開催されてきたライブイベント。当初は「あ”~っ!うっ!つのみやマンボなナイト」と題し、甲府から「Latin Jaz’Max」を招聘してのライブイベントから始まったが、やがて北関東最大級の屋外サルサイベント「Miya de Salsa」として複数バンド出演のライブイベントに成長。

新舞子サルサフェスティバル(1999年~2001年)

Conjunto Domestico主催で1999年~2001年の3年間、愛知県知多市新舞子にあったBarレストランKOKOMOを舞台に開催したライブイベント。ホストバンドConjunto Domesticoと招聘バンドとの2バンド出演。一段低くなったレストランフロアはオーシャンビューの夕日をバックにしたステージとダンスフロアになり、奥のボックス席との仕切りはお立ち台と化した。
2002年も開催を目論んだが、同年春にKOKOMOが閉店し4回目の開催は無し。同年は会場を大須に移し「大須サルサフェスティバル」として開催したものの、その後継続できなかった。

1999年7月3日:招聘バンド Banda-Mi-Tierra
2000年7月8日:招聘バンド Los Borrachos
2001年7月7日:招聘バンド Sabrosura Del Sonido

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